初恋は小学四年生の頃。
うわばなしから恋は始まる…
「さとしがお前のこと好きだってよ。」
悪ガキでさとしと親友のたくが突然言ってきた。
わたしは
あんまりはなしたことないし
なんでわたし?
と疑問に思った。
その日を境に
さとしは私にちょっかいを
だしてくるようになった。

そんな態度とられてさとしに
うんざりしていた。
ある日、
私が友達の家に遊びに行って
帰えるみちを一本間違えて
通った。
その道は
さとしの家の前を通る道だった。

わたしは気づかずすたすたと
歩いていると
目の前で黙々と何かをしている
さとしと遭遇した。