ドスンと言う大きな音だけが響いた。 「ちぃーかー」階段の上から由美が泣き叫んでるのが聞こえる。 「由美じゃなくてよかった…」立ち上がろとすると全身にすごい痛みが走る。 「痛っ」視界がぼんやりとしてきた。当たり前か…。 その時に雨宮君が走って来た。「神崎ー!」 あたしの所まで来ていきなりをギュッと抱きしめてきた。 「雨宮君…?」どおして…。視界が薄れてくる。 先生達が集まってきた。「神崎しっかりしろ」あたしは担架に乗せられた。 その後のあたしの記憶はない。