「りかーッ!!おはよー」 あくびをかみ殺して振り向くとそこには紗耶香が立っていた。 「あ…さや……おはよ…」 「……りか…なんて顔してんの……そんなだから彼氏もできないんだよー」 「え……そんなの今は関係ないじゃん…」 さやとだらだら階段を昇っていくと教室の前に名簿が張り出されていた。 「クラス替えだ…さや、一緒だった??」 「ん??あ、違うかった。りかはA組だけどさやはB組」 驚いて名簿を見ると確かに…… A組の欄には――西脇りか B組の欄には――奥紗耶香