・・・嘘でしょ?



こんな偶然・・・あるわけないよ。


「・・・・・・・」


私は顔を下げて俯いた。



「・・・・・・お前」


私は肩がビクッと震える。


どうしよ・・・


気づかれちゃったよ。


私はおそるおそる顔を上げる。


するとすぐ間近にあった彼の顔。


「ッ////」



私は1歩後ずさりした。


「ん?どうかした?」

彼は笑って私との距離を縮めてくる。







「・・・あの!!!!・・・少し近いんで離れてもらってもいいですか?」


私は勇気をふりしぼって言ってみる。



どうしよ・・・