モノクロ




「じゃあね~~~!!!」



優姫は私に手を振って、寮の西棟に行ってしまった。




ちなみに私は南棟の最上階。


全部入り口は一緒なんだけどね。




「ふぃ~~」





私は変な叫び声と共に、エレベーターに向かって歩き出した。



エレベーターの入り口まで来て止まった。



「ウッそ・・・今8階なんですけど。」


今エレベーターがいるのは8階。最上階だ。



待つのめんどい~~





どうしてこう私はタイミングが悪いかな。



私は階段で行くかエレベーターで行くか悩んだあげく、エレベーターで行くコトに決めた。





肥満になりそう。私。






私はやっぱりここにきて何度目かも分からないため息をつき、3分ぐらい待ったエレベーターに乗り込んだ