自分の状況を。 自分の心境を。 自分の過去もこれからも。 自分の考え方も。 「恋愛なんて…もう自分からはできねーよ」 「うん……」 うん、分かる。 臆病になる気持ちも、鳴海さんに対する複雑な気持ちも。 あたしにだって、よく分かる。 でも、だからこそ玉置にはこんなところでハマっていてほしくない。 あたしと一緒に、いや、あたしと一緒じゃなくてもいい。 でも、今玉置がハマってるその沼に手を差しのべて、一緒に出ようとしてくれる大切な人を 玉置がその目で選んで その手で選んで 見つけてほしい。