しばらくの無言が続く。 「…つまり俺は OKされてもないけど ふられても無いわけ?」 「…まあ、そうなるのかな?」 弘樹はため息をついた。 「修学旅行までには 返事決めてくれよー。」 「なんでよ?」 「夜中にホテル抜け出して チューしたいじゃん。 男の夢。」 弘樹はニヤっとしながら言った。 ばか、 と私は小さく呟いて 顔を赤くした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーcaseー4