「尚人。入るぞ。」


「あぁ。」


兄貴は俺の向かい側に座る。


「乃衣の事だろ?」


「当たり前…。
なぁ、何でいじめられてるの?」


「…多分だが、尚人。


お前と付き合ってるからだ。」