あたしの仮旦那は兄貴の親友

「じゃあ、もういいよ!
ダブルベッドで」

こうなったら毎日背を向けて寝てやるんだ

「ん、ベッドが決まったね
これで生活の最低ラインが決まったかな?
今夜、注文して
届いたら一緒に暮らせるね」

「あ…ああ、ん」

本当にそれでいいのかよ

一緒の生活で
あんたは満足なのかよ

年上のねえちゃんたちとデートとかしたいんじゃねえの?

全然、わかんないよ

あいつの心が見えない

本心がわからないよ

これでいいのか?

イヤじゃないのか?

なあ…いいのかよ!

あたしは怖いよ

どんどんと夢見た生活が近づいてきて

それでもあんたの心がわからないのが
ひどく怖いんだ