「別にって…」



「……」



「嘘だ!なんか絶対あるはずだもん!」



「別にって言ってんじゃん…」


夕日に照らされてる隼人の顔がすごくかっこよくて、思わず顔が赤くなる。



「………は、隼人は、
理由もなしにあんなことする人じゃない、って思うから」



顔を真っ赤にして言ったけど、顔が赤いのを見られたくなくて、あたしは顔を下に向けた。