「亜美菜、この前そいつのこと『弟みたいな感じ』って言ってたけど、どうなんだ?」 蘭ちゃんのその言葉に、「そうだよ!」と、安奈ちゃんが大きな声を出した。 「………正直言って、隼人のこと…好き。 だけど、中学生は恋愛対象外って思って来たから…」 「亜美菜…」 キーンコーン… チャイムが鳴って、遅刻ギリギリの人達と、先生が同時に入った来た。 「みんな席つけ~」