「…俺明日7時間だから遅くなるけど」 「うん!迎えに行くね!」 「…はりきって転ぶなよ」 あたしよりちょっと背の小さい隼人がかっこいいこと言うから、あたしの胸はキュンキュンした。 「大丈夫だよ!また明日ね!」 そう言って、あたしはまだ明るい夕方の道を、走って帰った。