「けんけん、ぱっ。けんけん、ぱっ…」 隼人に会えると思うとテンションが上がって、あたしは今時子供でもやらない、 『けんけん、ぱっ』を1人でやる。 「はあ…」 後ろから、すっごいため息が聞こえて、後ろを振り返ると、あたしは大声で叫んだ。 「隼人!!」