王は持っていた剣の先を、今度はサーシアに向けた。
ガイルは、サーシアを覆うように肩を抱いて王を見た。
「陛下・・どうか・・ご慈悲を・・・」
「ガイルの妻、・・サーシアとやら、面を上げよ。」
サーシアは、ガイルに添われながらも、ガクガクと身を震わせながら、ゆっくりと王を見上げた。
ギラリと光る王の眼光の鋭さに、サーシアは、王からすぐに目を反らした。
サーシアの恐怖は、一層深さを増した。
サーシアもガイルも、もう何も言う事が出来ないでいた。
何かを言う事で、王の剣がいつ自分たちを切り裂くか分からなかった。
「ガイルよ・・・・」
「・・はっっ!」
ガイルは、額から流れ落ちる汗をぬぐえず、その雫を地面にポタポタと落としていた。
「私は待つ事が好かぬ。
それをお前たちのせいで、その好かぬ事を強いられようとしている。
もう、陽がほとんど沈んでおる。
沈んだのと同時に、森が明るくなるのを見たかったのだ。
その明るく焼けた森の跡には、もう一つ城を建てる予定だ。」
「はっ・・。
・・存じております・・。」
「それがどうだ。
おまえごときの分際に、それを邪魔されているのだ。
私の怒りが分かるな、ガイルよ。」
「陛下・・・私は、どんな罰でも受けますっ!
妻だけは・・お見逃し下さい!!」
「もう一つ、気に入らぬ!」
ガイルは、サーシアを覆うように肩を抱いて王を見た。
「陛下・・どうか・・ご慈悲を・・・」
「ガイルの妻、・・サーシアとやら、面を上げよ。」
サーシアは、ガイルに添われながらも、ガクガクと身を震わせながら、ゆっくりと王を見上げた。
ギラリと光る王の眼光の鋭さに、サーシアは、王からすぐに目を反らした。
サーシアの恐怖は、一層深さを増した。
サーシアもガイルも、もう何も言う事が出来ないでいた。
何かを言う事で、王の剣がいつ自分たちを切り裂くか分からなかった。
「ガイルよ・・・・」
「・・はっっ!」
ガイルは、額から流れ落ちる汗をぬぐえず、その雫を地面にポタポタと落としていた。
「私は待つ事が好かぬ。
それをお前たちのせいで、その好かぬ事を強いられようとしている。
もう、陽がほとんど沈んでおる。
沈んだのと同時に、森が明るくなるのを見たかったのだ。
その明るく焼けた森の跡には、もう一つ城を建てる予定だ。」
「はっ・・。
・・存じております・・。」
「それがどうだ。
おまえごときの分際に、それを邪魔されているのだ。
私の怒りが分かるな、ガイルよ。」
「陛下・・・私は、どんな罰でも受けますっ!
妻だけは・・お見逃し下さい!!」
「もう一つ、気に入らぬ!」


