ナイジェルがニッと笑った。
令子は、供養の言葉を止め、その火を救おうとした。
瞬間・・・
令子の上の方から、声が聞こえた。
「止めてはいけない。続けなさい。」
その時、落ちかけている火がとてもスローで再生されている映像のように、コマ送りになった。
辺りを見回すと、ミユとサツキは、自動ドアにたどりつき、カギを開けた瞬間で止まっていた。
その外で、辺りをキョロキョロ不思議そうに見回しているヒカルだけが、唯一普通の動きをしていた。
「これは・・・霊界の時間・・・でもなぜ・・・?」
令子の頭上から薄緑色の光を帯びた、美しい女性が下りてきた。
女性は天女のような衣を身にまとい、表情を変えずに令子の前に姿を下ろした。
雰囲気から、令子は、彼女が善霊である事は分かった。
「今を逃してはなりません。
今浄化しなければ、絵里香のような犠牲者が後を絶ちません。」
「・・・あなたは・・守護霊ですね。
しかし、ただの守護霊にしては、かなり強い霊力をお持ちだわ。」
「あなたはご存知のはず、私のような存在を。」
「もしや・・・統帥霊(とうすいれい)?!」
「そうです。私は、山田家そのものを守る守護霊です。」
令子は眉をしかめた。
「・・・だったら・・守護する者が・・何故?!
絵里香ちゃんを守らないと・・・」
それを令子から聞くと、統帥霊は静かに答えた。
「大丈夫。
この子はすでに、守られています。」
令子は、供養の言葉を止め、その火を救おうとした。
瞬間・・・
令子の上の方から、声が聞こえた。
「止めてはいけない。続けなさい。」
その時、落ちかけている火がとてもスローで再生されている映像のように、コマ送りになった。
辺りを見回すと、ミユとサツキは、自動ドアにたどりつき、カギを開けた瞬間で止まっていた。
その外で、辺りをキョロキョロ不思議そうに見回しているヒカルだけが、唯一普通の動きをしていた。
「これは・・・霊界の時間・・・でもなぜ・・・?」
令子の頭上から薄緑色の光を帯びた、美しい女性が下りてきた。
女性は天女のような衣を身にまとい、表情を変えずに令子の前に姿を下ろした。
雰囲気から、令子は、彼女が善霊である事は分かった。
「今を逃してはなりません。
今浄化しなければ、絵里香のような犠牲者が後を絶ちません。」
「・・・あなたは・・守護霊ですね。
しかし、ただの守護霊にしては、かなり強い霊力をお持ちだわ。」
「あなたはご存知のはず、私のような存在を。」
「もしや・・・統帥霊(とうすいれい)?!」
「そうです。私は、山田家そのものを守る守護霊です。」
令子は眉をしかめた。
「・・・だったら・・守護する者が・・何故?!
絵里香ちゃんを守らないと・・・」
それを令子から聞くと、統帥霊は静かに答えた。
「大丈夫。
この子はすでに、守られています。」


