「・・・・・・」
目が回る中、絵里香は何かを呟いた。
「絵里香。
キミはよく頑張ったよ。
もう、この呪縛から解放されるんだ・・・
永遠にね・・・・」
ミユとサツキは、火を持ちながらフラフラとする絵里香を見ながら、滑る足下を、地べたを這いながら、必死で後ずさりしていた。
「・・・ナ・・ナイジェル・・・」
「絵里香?!」
エンジェルは絵里香を振り返ったが、絵里香はフラフラとしたまま、エンジェルの声はもう聞こえてはいないようだった。
同時に、令子はサマージャケットの内ポケットから、筆と一枚の板きれをだした。
---- ハッッ!!
エンジェルは、慌てて姿を消そうとしたが、もうその身体は白い光に包まれていた。
令子はその板きれを、エンジェルに見せた。
『山田絵里香之霊 ナイジェル供養』
「ぼ・・僕は、そんなモノで供養されたりなんかしない・・
思いが違うからね。
思ってきた年数も・・・
何百年・・いや・・千年越しの思い・・・」
令子はナイジェルの言葉を耳で聞きながら、数珠を構えた。
「第一世界 未成仏霊。
今ここに、第三世界 最上級霊の御心に添いて魂を浄化し賜う。
ナイジェル御霊、これより・・・・」
令子が供養を唱える最中に、絵里香の限界は来た。
ライターを持っている右手が、ダラリと垂れ、手から火が離れた。
目が回る中、絵里香は何かを呟いた。
「絵里香。
キミはよく頑張ったよ。
もう、この呪縛から解放されるんだ・・・
永遠にね・・・・」
ミユとサツキは、火を持ちながらフラフラとする絵里香を見ながら、滑る足下を、地べたを這いながら、必死で後ずさりしていた。
「・・・ナ・・ナイジェル・・・」
「絵里香?!」
エンジェルは絵里香を振り返ったが、絵里香はフラフラとしたまま、エンジェルの声はもう聞こえてはいないようだった。
同時に、令子はサマージャケットの内ポケットから、筆と一枚の板きれをだした。
---- ハッッ!!
エンジェルは、慌てて姿を消そうとしたが、もうその身体は白い光に包まれていた。
令子はその板きれを、エンジェルに見せた。
『山田絵里香之霊 ナイジェル供養』
「ぼ・・僕は、そんなモノで供養されたりなんかしない・・
思いが違うからね。
思ってきた年数も・・・
何百年・・いや・・千年越しの思い・・・」
令子はナイジェルの言葉を耳で聞きながら、数珠を構えた。
「第一世界 未成仏霊。
今ここに、第三世界 最上級霊の御心に添いて魂を浄化し賜う。
ナイジェル御霊、これより・・・・」
令子が供養を唱える最中に、絵里香の限界は来た。
ライターを持っている右手が、ダラリと垂れ、手から火が離れた。


