「そ・・そんな事出来るワケないじゃない!
ハチは家族だよ!」
「そうだね、普通そう思うよね。でもね、近所の人はどうだろう?
そのハチがキミの家族であろうと、どんなにキミが愛していようと、
動物は動物なんだ。みんなで奪い合って、その肉を食べ分けるだろうね。」
「そんな事・・・絶対許さない!絶対に!」
絵里香は拳をギュッと握った。その手は訝りで少し震えていた。
「でも、近所の人だけじゃないよ。きっと、キミのご両親も心を鬼にして犬を食らうだろうね。」
「それは絶対にない!!」
絵里香は大声で怒鳴った。
「いいや。絶対にある。なぜなら、キミは彼らの最も愛するモノだからさ。
最も愛するモノを守るためなら、人間は何でもするものさ。」
「ううん、ううん、パパとママは私が頼んだらそんな事しない。絶対にしない!!」
絵里香は頬の血をたぎらせた。
「人間は、愛するモノを『生かす』ためならなんだってする。なんだってね・・・
動物だけじゃない。同じ人間だって殺すし・・・勿論・・自分自身も死ぬことが出来るのさ。」
「何よそれ・・・何が言いたいの・・・あなた・・・天使でしょ・・・
よくそんな・・・残酷な事・・・言えるね・・・・」
天使が表情を変えることは全くなかった。
ブルーの瞳は天使の表情をより一層、クールに見せた。
「そう・・・まだ言葉に出来るうちに、止めることが出来ればいいと思ってるよ。
でも、実はキミだって・・・加害者なんだよ・・・絵里香・・・」
「私・・・私・・・何もしてない」
ハチは家族だよ!」
「そうだね、普通そう思うよね。でもね、近所の人はどうだろう?
そのハチがキミの家族であろうと、どんなにキミが愛していようと、
動物は動物なんだ。みんなで奪い合って、その肉を食べ分けるだろうね。」
「そんな事・・・絶対許さない!絶対に!」
絵里香は拳をギュッと握った。その手は訝りで少し震えていた。
「でも、近所の人だけじゃないよ。きっと、キミのご両親も心を鬼にして犬を食らうだろうね。」
「それは絶対にない!!」
絵里香は大声で怒鳴った。
「いいや。絶対にある。なぜなら、キミは彼らの最も愛するモノだからさ。
最も愛するモノを守るためなら、人間は何でもするものさ。」
「ううん、ううん、パパとママは私が頼んだらそんな事しない。絶対にしない!!」
絵里香は頬の血をたぎらせた。
「人間は、愛するモノを『生かす』ためならなんだってする。なんだってね・・・
動物だけじゃない。同じ人間だって殺すし・・・勿論・・自分自身も死ぬことが出来るのさ。」
「何よそれ・・・何が言いたいの・・・あなた・・・天使でしょ・・・
よくそんな・・・残酷な事・・・言えるね・・・・」
天使が表情を変えることは全くなかった。
ブルーの瞳は天使の表情をより一層、クールに見せた。
「そう・・・まだ言葉に出来るうちに、止めることが出来ればいいと思ってるよ。
でも、実はキミだって・・・加害者なんだよ・・・絵里香・・・」
「私・・・私・・・何もしてない」


