もう、間に合わない! 「オンバサラダルマキリソワカ!浄化っ!!」 オレは何故かヤケクソになって、千手観音の真言を唱えていた。 と、同時に必死でシャツを体で引っ張っていた身体が、フラッと横に倒れた。 「うわっっ!!」 ここでコケたら、やられる!! しかし、コケる寸前にオレの腕はガシッと、その女に掴まれてしまった。 「ぅわあああああああああーーーーーーーーーーっっっっ」 自分の声と共に、その部屋からオレは違う場所へ移動した。