「でもね、尚人は頑張ってる。
だから大丈夫だよ。
絶対打てる…」


そう言って真鈴は俺の頭に手をのせて



優しく撫でてくれた。



「真鈴…」


俺は真鈴が撫でていた手を握った。



「あ、ごめんッ!」


謝らないで。





…真鈴をこのまま抱きしめたい。



「ありがとう。
元気でた。」


そう言って俺は笑った。