「え?内海選手??」


「そうだよ。よくわかったね!」


俺はかぶっていた帽子を脱いでそう言った。




「わ、わかりますよ!!!
私、内海選手の大ファンですもん!!!」


その子はにこっと笑ってそう言った。





ドキン…


一瞬だけ俺の胸が高鳴った。


可愛いって


純粋にそう思った。




「俺の??嬉しいな。
ところでどうしたの?
こんな遅くに…」