本当に…?


夢、じゃないんだよな?



やった…!!!



「お父さんとお母さんに言うなんて聞いてないよ~…」


「あはは、悪い…
時間があったし、言っておきたいなって思ってさ。」


そう言って俺は笑った。


「さっきね、家に来て
大事な話があるっていいに来たのよ。
ね、尚人さん。」



「はい。」


「尚人くんが真鈴の旦那になるなんて大歓迎だよ。」


お父さんがそう言ってくれるなんて思っていなくて


嬉しかった。