ピンクのタオル~another story~

でも、言わなくちゃ…



「尚くん?」


「あのな、愛美。
話がある。」


俺は愛美を見た。



「ん?
なぁに?
改まっちゃって…」



「愛美と付き合ってもう2年経つよな。」


「あ、うん。そうだね。」


愛美は俺の部屋にあるカレンダーを見た。



「いろんなことあったよな?」


「そうだね。」


言うしかない。


言わなきゃ。