ピンクのタオル~another story~

「昨日はありがとうございました!
あ、上がってください。」

真鈴のお母さんは優しく笑顔でそう言った。


「お邪魔します。」


俺らはリビングに行った。





「お父さん!
尚人、連れてきたよ。」


お父さんはそう言うと俺を見た。



「あ、ああ。」


新聞を見るのをやめた。



「はじめまして。
内海尚人です。」


「はじめまして。
まぁ、座ってください。」