ピンクのタオル~another story~

「真鈴、ごめん!
あの時俺、むしゃくしゃしてて真鈴にあたってしまってた。
別れようなんてそんなこと言ってしまった。
本当にごめん!!」


声が震える。





「尚人、私まだ尚人が好き。大好き。
もう離れたくなんかないよ…」


真鈴がそう言った。


こんな俺をまだ


大好きなんて言ってくれる。





「俺も大好きだよ。
もう離れたくない。」


絶対もう離さない。