ピンクのタオル~another story~

「真鈴…」




真鈴が歩いていた。



あれはたしかに真鈴だ。





またタオル落とすなんてバカだな…


本当、バカだよ…





「これ、落としましたよ。」

俺はそう声をかけた。



「え…?」


そう言って真鈴は後ろに振り向いた。