「ああ。
もういいんだ…」



「お前の気持ちはそんなもんだったのかよ?!」


鉄也がそう言った。





「喧嘩かなんかしらねーけど
お前はもういいってそれでいいのか?!
好きだったんだろ?!
大好きだったんだろ?!


そんな簡単に終わっていいのか?!」



「鉄也!!!」


翔太が必死に止める。




「鉄也に…
今のおれの気持ちなんか分かんねーよ!!!」



俺はそう言うとグラウンドに走っていった。