俺は次の日、重たい気持ちのまま練習に向かった。



「おはよ。鉄也、翔太。」

俺はロッカールームで鉄也と翔太にあいさつした。




「おはよ、どーした?
何か元気ねーぞ?」


鉄也がそう言ってきた。





「………別れた。」


「え?
今何て?」


「真鈴と別れた。
俺が悪いんだ。」





そう言った。