「真鈴ッ!!!」


俺は家を飛び出した。







だけどもう真鈴の姿はなくて




「真鈴、ご…めん。
ホントごめん。
俺、おれッ…」


涙が止まらなかった。





俺、最低だ。



好きなやつに別れようなんて…




もう、戻れないんだ。



あの時のようにもう笑顔を見ることはないんだ…