ピンクのタオル~another story~

『どうした?
なんかあったのか?』


家で何かあったのだろうか?


学校で何かあったのだろうか?




今の声、なんか違う。


何かあった感じの声だ。


好きだからすぐにわかる。



『あ、ううん!!
何でもない!
ただ会いたいなぁって思っただけ!』


嘘…


絶対なんかあったはずだ。




『なんだ。よかった…
何かあったのかと思った。』