ピンクのタオル~another story~

『もしもし?尚人??
私だよ。』



『真鈴、どーした?』

嬉しくて…


嬉しくて…



『なんか声聞きたくなっちゃって。』

真鈴もそう思ってたんだ。


以心伝心ってやつか。



『……。
可愛いこと言うなぁ…
照れるだろ?俺も電話しようかなって思ってた。
俺も真鈴の声、聞きたくてさ。』



『尚人、会いたいよ…
今すぐ会いたい…』



え?


真鈴、なんか違う。