《完》シークレットコードにご用心

「え〜……なんだぁ」


二人の返事に、萌々香は
落胆した声で肩を落とした。


演技だってバレてたんが
ショックなんだろう。

昔っから、自分の才能には
かなり自信持ってるコ
だったからなぁ。


「気にすることないよ萌々香。

コイツらの観察眼の方が
おかしいんだから」


励ますつもりで言ったら、
ハッと気づいたように
光琉が割って入ってくる。


「で、美羽はなんで
このことを知ってんだ?

まさか伊織達みたいに
見抜いたわけじゃないよな?」


「ムッ。悪かったわね、
観察力なくて!

えーそうよ。

あたしとこのコは、ママ
同士が友達の、赤ちゃんの
時からの幼なじみなの」