《完》シークレットコードにご用心

照れ臭そうに答えて、
体をモジモジさせる萌々香。


そんな萌々香をア然とした
顔で見ながら、光琉が、


「え? だ、誰??」


「三枝モモ! 

光琉、知らないの!?

子供の時から天才子役で
有名だったタレントだよ!」


「はっ!? し、知らねー。

てか……タレント!? 
コイツがっ!!?」


「ガーン。モモを知らない
人、まだいたんだ……

今もドラマとかけっこう
出てるし、最近は雑誌や
ショーのモデルなんかも
やってんだけどぉ?」


ぷぅっと頬を膨らます
萌々香に、緋月が
にこやかに笑いながら、


「あー、光琉はそーゆーの
特にうといから、気にしないで。

もちろん世間一般じゃ
知らない人はいないよ」