《完》シークレットコードにご用心

伊織は軽く頬をひきつらせ
つつ、『状況によりけり』
って答えた。

こーゆータイプ苦手なのかな?


萌々香はひとまずその
返事で妥協したようで、
まとめてた髪をほどいて、
黒ブチのメガネを外す。


あたしも久々に見る、
スッピンの萌々香の
素顔が、姿を現して――…。



「え゛…………。

もしかして―――
さ、三枝モモッ!!?」


真っ先に叫んだのは藍。


さすが、こーゆー業界には
詳しいみたい。

……つってもホントは
男なんだし、詳しいのも
変なんだけどね


「あったりぃ〜♪

いやぁ〜ん、ノーメイクの
とこ、ホントはトップ
シークレットなんだよぉ〜!」