《完》シークレットコードにご用心

高めのよく通る声で、
口調はやや舌ったらずな、
いかにもイマドキの
女子高生って感じのもの。


あまりの変わりように、
小太郎なんかメガネが
ずり落ちそうになってる。


「え、い、いいの、萌々香!?」


そうしかないとわかっては
いても、一応確認すると、


「いいよぉ〜。

だって見られちゃったら
どーしようもないじゃん。

ま、ここだけのオフレコに
してもらえれば……」


そう言いながら萌々香は
チラッと上目遣いで伊織を見て、


「オフレコ、
してくれますよねぇ?

お互い秘密がある者
同士なんだしぃ〜?」


おねだりするような
甘〜い猫撫で声。