《完》シークレットコードにご用心

「は? 何を言って――…」


「素直じゃないなぁ。

でもキミ達が心配だから、
これは自分からキミ達への
思いやりなんだ、って。

そう、正直に言えばいいのに」


「な―――…!!」


それを聞いた途端、伊織は
色めき立って緋月をキッと
睨みつけた。


けど……その顔は明らかに
動揺してて、心なしか頬も
うっすらと赤い。



――もしかして、図星?


んでもっておまけに、
もしかして照れてる?



「何をくだらないことを
言ってる。

場数を踏んでないメンツに
こなせるミッションじゃない。

だから、留守番しとけと
言ってるだけだろうが」