《完》シークレットコードにご用心

3人は口々にそう答えて、
迷いのない笑顔を伊織に返す。


「ったく、お前らは……」


伊織はそう呟いて苦笑
すると、今度はあたしに
向き直った。

そして――、


「美羽。お前達新聞部は、
これ以上はもういい。

最後は休憩させてやる」


「えっ!!?」


あたしは思わず、ガタッと
椅子を鳴らして席を立った。


「どっ、どーゆーことっ!?

だって、ここまで散々
こき使ってきたじゃない!」


それなのに、最後の最後で
休憩って、んなアホな!


「ここまではな。

だが今言ってたろう。

最後は、政治家相手に
強行手段になる。

今までとは危険度が
全く違うんだ。

――素人には、ムリだ」