《完》シークレットコードにご用心

だけど伊織は気にする
様子もなく、


「2,3日でいい。家に帰す
わけにはいかないだろう。

どうだ? ムリか?」


「ム、ムリじゃない!

泊めるのくらい全く問題
ないし、必要なら学校も
休んで、傍にいる」


きっと渋谷さんもわけが
わかんないままだったと思う。


それでも彼は、とっさに
そう答えた。

風間クンを守ろうとする
ように、ギュッとその
両肩を抱いて。


伊織はその返事に
安心したように頷いて、


「別にそこまではしなくて
いい。

何も一日中見張る必要は
ないだろう。

……それじゃあ、頼んだぞ」