《完》シークレットコードにご用心

なんでここが?? って
ビックリしてたら、光琉が
短く教えてくれた。


「さっきメールしといたんだ」


いつの間に……。
さすがに抜け目がない。



「――勢揃いですね。

さぁ教えて下さい。

あなた達の目的を」


渋谷さんがよく通る声で、
改めて伊織に告げる。


伊織はしばらく黙った
まま、ジッと渋谷さんを
見返してた。


緊迫した空気。


けれどようやくその空気を
裂いて、伊織は凛とした
声で言葉を紡ぎ出す。



「オレ達は、別にお前の
身辺調査をしてたわけじゃない。

オレ達が探ってたのは――

今起こっている、
連続通り魔事件の犯人だ」