“会ってはいけない”
“離れて見つめる”。
渋谷さんの言葉には、
端々に柴浦さんへの
思慕がこもってた。
彼には渋谷教授っていう、
法律上の実父がいる。
だから柴浦さんを父とは
呼べないし、会うことも
禁止されたのかもしれない。
でも、血で繋がってる
本当の父を慕う気持ちは、
きっと止めようがないに
違いない……。
「あの日も道場の傍で
見ていたら、来客が来た。
驚きましたよ。
なんと西条先生と東雲クン
だったんですから。
どういう事情かはわから
ないけれど、僕に関係が
あるんじゃないかと思った。
新聞部の顧問と部員ですからね」
“離れて見つめる”。
渋谷さんの言葉には、
端々に柴浦さんへの
思慕がこもってた。
彼には渋谷教授っていう、
法律上の実父がいる。
だから柴浦さんを父とは
呼べないし、会うことも
禁止されたのかもしれない。
でも、血で繋がってる
本当の父を慕う気持ちは、
きっと止めようがないに
違いない……。
「あの日も道場の傍で
見ていたら、来客が来た。
驚きましたよ。
なんと西条先生と東雲クン
だったんですから。
どういう事情かはわから
ないけれど、僕に関係が
あるんじゃないかと思った。
新聞部の顧問と部員ですからね」

