《完》シークレットコードにご用心

「渋谷さん………!」



「よく突き止めましたね。

あなた達がそれを探って
いたのも驚いたけど。

突き止めたことには、
本当に驚きです」


笑顔で話す渋谷さんに、
光琉がおもしろくも
なさそうな顔で、


「紫龍会の下っ端と
やりあってる現場に、
あんたがいたのを見たからな。

あれがなきゃオレだって、
あんたを疑うことも
なかったろーけどよ」


「見た……??

まさか対岸から僕が見て
いたのに気づいてたのか――?」


「あぁ。

おかげさまで、視力が
ずば抜けてるもんで」


それを聞いた渋谷さんは
驚きに目を真ん丸にして、


「周防クンの身体能力が
素晴らしいのは知ってた
つもりだったけど。

……すごいな。まさに超人だね」