《完》シークレットコードにご用心

「え……え……??」


覚悟なんてたいそうなモノ
したつもりはないんだけど?


いったいなんで、二人は
そんな笑ってんのよぉっ!?


よくわかんなくて戸惑って
たら、ツンツンとソデが
引っ張られる感じがした。


見ると、いつの間にか隣に
萌々香が寄り添ってて、


「美羽ちゃんなら、絶対に
犯人を捕まえられるって
ことなのよ……。

がんばって、美羽ちゃん……!」


青白い顔を少しだけ紅潮
させて、そんなことを
言ってくれる。


「捕まえるのはムリでしょ

あたしにはなんの特殊
技能もないもん」


「特殊技能があればいい
わけでもない。

気にすることはないさ」