《完》シークレットコードにご用心

『そんな記事にするなら、
俺は断固として反対だ』。


風間クンはそう言って、
話を締めくくった。


「――わかったわ。

教えてくれてありがとう。


約束する。

記事は、そんなことには
触れたりしない、みんなが
気持ちよく読めるものにするわ」


あたしはキッパリと言い切った。


風間クンは安心したように
肩の力を抜いて、


「そうしてくれ。

けどその企画、せいぜい
渋谷さんと塚原さんで
ネタ切れすると思うけどね。

他の役員はたいして
面白みもないだろ」


「そんなことないだろ。

風間だって三人衆とか
呼ばれて、次期生徒会長も
確実だってウワサされてる
じゃねーか」