《完》シークレットコードにご用心

そのまま、次の言葉を
探すように黙り込んじゃう。


……………?


こんな光琉は珍しい。


神妙な顔して、言葉も
歯切れ悪くて。


マジでいったい
どーしちゃったってゆーの??



光琉以外は、代わる代わる
顔を見合わせて、みんな
一様に戸惑いを隠せないでいた。


自然とあたし達の視線は
リーダーの伊織に向き、
それを受けて、伊織がもう
一度口を開きかけた時――。



―――トントン。



唐突に乱入してきたノックの音。


全員の視線が、一気に
ドアに集中する。


「―――はい?」


『光琉』と呼ぼうとしてた
のを切り換えて、代表で
返事した伊織の声に続いたのは、


「こんにちわ。

生徒会の渋谷ですが」