「お、お利口お利口。

反撃しようなんてバカな
奴はいねーみたいだな♪」


「それはラッキー☆

そんじゃ行くよ!!」


藍ががら空きになってる
ドアに駆け出した。


光琉もそれに続く。


「ホラ、お前も早く来い!」


せかされて、あたしも
弾かれたように走り出した。


地面にうずくまるカインと
放心状態のメンバーを
残して、あたし達は
一目散にその場を
走り去った……。





     ☆☆☆☆☆



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