《完》シークレットコードにご用心

銃口向けられた当の
カインも、驚きに目を
見開いて硬直してた。


額に銃口の冷たさを感じる
恐怖……ハンパないだろうな。


あたしだったらきっと腰が
抜けてへたり込んじゃうよ。


――けど、あくどいことに
慣れてるせいか、さすがに
カインは気丈だった。


声の微かな震えは隠せない
ものの、唇の端には
うっすらと笑みすら浮かべて、


「ハッ……すごいモン
持ってんじゃねぇか。

――どーせよくできた
オモチャなんだろ?」


………………!


そーだ。


そのセリフで、ようやく
あたしもちょっと頭が
回り出した。