《完》シークレットコードにご用心

――でも、そこにあった
荷物から、探していた物は
見つからなかった。



「――なかったな。

さて、そろそろ連中が
戻ってくるんじゃないか」


光琉の声に時計を見ると、
たしかにもうそんな時間。


「だね。

じゃぁ最後のミッションと
いきますか!

“コードG”行っちゃうよ?」


そう言うと、なぜか藍は
楽しくてしょーがない、
って感じでクスクスと笑う。

おまけに、


「“コードG”?

何よ、それ??」


いきなりそんなこと
言われても、あたしには
サッパリなんですけど。


「あー、つまりぃ――…」


藍が説明しようと、
ピンと人差し指をたてた。