《完》シークレットコードにご用心

あたしが答えると小太郎は
そそくさとPCデスクに移動
して、ブツブツ言いながら
またキーをたたき始めた。



「コタくん……何してるの?

新聞の記事……?」


光のない瞳でボーッと
それを見て、萌々香が
聞いてくる。


「あー、えっと………」



―――困った。


さっきから悩んでたけど、
やっぱすごーく困った。



……この状況を、いったい
萌々香にどう説明したら
いいのか……。



萌々香はホントに、
月の半分も登校しない。


けど、進級は、家で勉強
してレポートを提出したり
して、一定の基準をクリア
したらさせてもらえる。