《完》シークレットコードにご用心

「そっかそっか。

ありがとね、萌々香」


「萌々香さんはもとから
おとなしいんス。

僕が会う時も、いっつも
こんな感じッスから。

ホント大丈夫ッスよ」


小太郎の念押しもあって、
光琉達もようやく少し
安心したみたい。


ホッと小さく息をつくと、


「そっか。

悪かったな……その、
幽霊なんて言っちまって」


「ボクもぉ。ゴメンね」


「いえ、いいんです……。

慣れてますから………」


蚊の鳴くような声で言って
またズズッとお茶をすする
萌々香に、戸惑いの笑みを
浮かべるESCODEメンバー達。