《完》シークレットコードにご用心

思いっきり『幽霊!』って
叫んじゃったバツの悪さも
あるし――

それ以上に、あまりに
萌々香が不健康そうで、
どう声をかけていいか
わかんないんだろう。



「えっと……。

みんな、あんまり
心配しなくてもいいよ。

このコ、顔色悪いのは
生れつきでさ。

体調悪そうに見えても、
本人は意外と元気だから」



「え、そうなのか?」



「ウンウン。

学校来たってことは、
今は元気なのよ。

そーだよね、萌々香?」


あたしが話を振ると
萌々香は小さく頷いて、


「うん……。

今は調子いいの。

何日かは登校できそう
だって伝えに、職員室に
行って……

それで、美羽ちゃんにも
報告しに、ここへ……」