《完》シークレットコードにご用心

「大丈夫だよ、美羽。

ルートは、昨日小太郎と
考えたのでいいから。


さっ、美羽の初仕事だ。

頑張ってね♪」


王子スマイルでニコッと
笑って、緋月があたしの
腕を掴む。


ついでにあたしの荷物も
取って、ボフッと反対の
手に押し付けられた。


「ちょ、ちょっと
待ってよぉ……!」


こんな展開、聞いてないしぃ!


「あ、あたしまだ、(心の)
準備が―――!」



「はぁ? んなもん
歩きながらしろ。

トロいんだってお前は。

日がくれるぞ」


「じゃ、じゃぁ、
トイレ寄ってから……」